「睡眠不足のデメリット」...
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① 肥満
② 糖尿病
③ 免疫機能の低下
④ 脳の老化、認知機能の障害
⑤ 健康感や生活の質の低下
(肥満)
食欲を抑えるホルモンのレプチン濃度が低下し、代わりに食欲更新ホルモンのグレリン濃度が上昇し食欲の増大が生じることがわかっている。
(糖尿病)
ストレスホルモンであるコルチゾールや交換神経の緊張によって分泌されるカテコラミン
といったホルモンの増加。そのためインスリンが効きにくくなり血糖値が下がりにくくなり、糖尿病になりやすくなる。
(免疫機能の低下)
人間は本来、感染症やその他の病気から 身体を守るために眠ることで 病原菌と戦う免疫細胞を産生・増加させるといった生体防御反応を持っている。
人を対象とした実験で、
睡眠時間が六時間以下では 七時間以上の人と比較して 感染症を4倍の差で発症したことが示されている。
(脳の老化、認知機能の障害)
学業成績と睡眠習慣の関係についての調査によると、就寝時刻の遅い子供や睡眠時間の短い子供ほど学業成績が悪いと報告されている。
睡眠時間が短いと脳の老化が目に見えて早くなると報告されている。
睡眠時間が一時間短くなると、脳にできる隙間が一年毎に0.59%拡大し、脳が縮んでいくことが判明しました。
それに伴い、認知機能は0.67%低下するとしています。
さらに、睡眠不足や睡眠の質が悪いと
判断機能が低下するリスクが50%高まることがわかっています。
(健康感や生活の質の低下)
睡眠時間が健康感や生活の質の重要な指標になりうることも示されています。
睡眠不足や睡眠の質が低下すると、健康感の偏りから健康的な行動を維持することが難しくなることが報告されています。