「理解」と「受容」...
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ある程度感情を解放してあげたら、その相手を受け入れていく余裕が自然と心に生まれてきます。
それはコップにいっぱい詰まってた水を少し抜いて、上の方に空間ができたような感じです。
そこでは新しい見方、考え方、感じ方を取り入れることができるようになります。
例えば、
「どうしてお父さんはそうなってしまったんだろう?」
「もし、自分が同じ態度を人に取るとしたら、その時自分はどのような心理状態なんだろう?」
という風に。
私達には想像力というものがありますから、それを駆使して色んな可能性をシミュレーションすることができます。
そうすると、その相手の痛みが感情的に理解でき、受け入れることができるようになります。
頭(理屈)で理解するのではなく、感情的な理解、受容が進んでいくんですね。
怒りと愛情が混じったような複雑な気持ちになることもありますし、近づけば近づくほど悲しみが湧き出てきたり、あるいは満たされなかった依存心(甘えたい気持ちや恨み、憎しみ)が出てきたりします。
その感情が出てきたとしたら、やはり、その感情を感じていくことで、再び解放してあげることができます。