「さみしさ」...
📋️さみしいという感情は人類の生存確率を高める大事な機能。
さみしいとは、喪失感やどこか満たされない想いから広がっていく、物悲しさや切なさを伴う心の状態です。
さみしさを強く感じたときに生まれる“孤立不安”は、感情の動きや記憶を司る脳の偏桃体と深い関わりがあることがわかっているんです。孤立すると、脳の偏桃体が激しく活動し、不安や恐怖を強く感じます。
そして、その状態から抜け出そうと、仲間を頼ったり、絆を深めたりといった協力的な行動をとろうとする。
これは進化のプロセスで身についた機能のひとつ。
📋️どんなに恵まれた環境にいてもさみしさが拭い去れない。
そんな人は、なにかを“求めすぎている”ということなのです。
「さみしさというのは、自分の心にある“望み”に対する不満足のこと。もっと正確に言うと、望みというよりも、“欲”という方が近い。」
📋️生存本能として私たちに備わっている、さみしいという感情。
それを感じ続けるのは、私たちが現状に満足することなく、常に新たな変化や刺激を求めているからとも考えられそうです。